今年度は、創立51年目という新しいスタートの年です。先輩たちが残してくれた素晴らしい50年の礎の上に、新しいチャレンジを積み重ねていきたいと思います。
シカゴでロータリーが生まれてからの117年間はもちろん、この50年の間でも国内外の情勢は大きく様変わりしました。そしてロータリーも時代の変化に対応しながら発展してきました。ゴールドラッシュ、オイルラッシュの激動を受けて米国に移民が押し寄せ、秩序なき商取引が横行した中で生まれた「仲間内での相互扶助」グループの一つがロータリーでした。しかし、他の多くのグループが時代の変化で淘汰される中で、先見の明を持つ優れたリーダーたちによりロータリーは発展拡大してきました。そのキーワードは「社会との接点」、つまり地域社会へのサービス(奉仕)です。自らの事業で得た利益、知識、経験を社会に還元することです。そして長年に渡り、ロータリアンたちは地域社会の発展に寄与してきました。
さて今年度は、名古屋和合RCのこれからの50年を見据えて、もっとオープンで、もっと躍動的で、もっと包容力のあるクラブヘのスタートの1年にしたいと思います。そして姉妹クラブや奉仕活動などを通して、国内に限らず海外のクラブとの交流も広めたいと思います。若い会員の皆さんにもっと幅広いロータリー活動を経験し、One Asia One Rotaryを実現していく原動力になって欲しいと思います。
先日の記念コンサートでの八神純子さんの言葉を引用します。「人のために何かをすることは、自分を成長させてくれます。そして自分を幸せにしてくれます。」クラブ内での親睦に終始することなく、私たちの知識や経験などを必要としている人たちに手を差し伸べていきましょう。そしてクラブの価値を高めていきましょう。
【重点事業】
1)若い会員の発言機会を増やす
2)例会の参加意欲を増すよう工夫する
3)One Asia One Rotaryの推進
4)姉妹クラブの検討・実施 |